小1(7才)のくま吉と私が読んで
おもしろかった幼年童話の中でも
翻訳書を集めた記録です。
本を出す前に1つ小話。
おもちゃデザイナーで絵本の世界にも詳しい相沢 康夫さん(百森町の元スタッフ)のエッセイでこんな話がありました。
相沢さんの息子さん(本好き)が
小学校の図書館で
おもしろくない本にばかり当たってしまっていた時のこと。
相沢さんは息子さんに
「作者名がカタカナの人の本を借りてみて」
とアドバイスしていました。(少し記憶がおぼろげだけどたしかこんな言い方)
つまり、外国で出版され、日本の出版社から日本語訳が出ている本を借りてみな、という事です。
これは日本の本がおもしろくないから選ぶなという意味では決してなく、
国内出版の本は流通量が多いために
玉石混交で、
最高に素晴らしい本もあれば、そうでもないものも混じっており子供が良書を選ぶのは難しい。
一方で
わざわざ日本の出版社が翻訳して出版している程の本であれば、
おもしろい本が多いだろう、と。
つまり子供ができる簡単な本の選び取り方のひとつとして教えたんですね。
実際、図書館の本棚をみてみると
小学低学年が読むような幼年童話の棚で、
翻訳書を立ち読みしているとおもしろいものばかりでした!
私とくま吉が特に気に入ったものはこちらです。
物語は屋根裏で大きな魔法の本を見つけたことから始まります。
おじいさんに変身して家族にもばれずに・・・
子供なら絶対にワクワクする展開の本。
くま吉の一番推し。
私的には絵がセンダックなのがまたイイ。
海で拾ったボトルの中には秘密の暗号が書かれた手紙が…!
短くシンプルながら夢のつまった冒険物語
毎日なんとなくぼーっと過ごしていた主人公が
ピンクの冷蔵庫からのおつげを実行していくと
すごい行動力をみにつけちゃった
行動力がない私に響いた本
アーノルド・ローベル作品
かえるくんでおなじみのアーノルドローベルがイラストを手掛けたシリーズ。
「サケが海から川に戻ってくる」という理科的な話を
あくまでも「お話」として楽しめる名作でした。
文化出版局から出ているアーノルドローベル絵のシリーズを
私が気に入って色々読みました。
くま吉的には話がすごく面白いというわけではなかったようですが
小学校低学年くらいの子が淡々と読みこなすのにピッタリなシリーズだと思いました。
ローベルのイラストにうっとり。
いろんな推薦図書で紹介されている名作だと思われ。
周りに無理だバカだと言われようと自分の目標に向かって諦めない少年が苦労して目標を成し遂げる話です。
植松努さんとかぶる成功展開で 親がうるっときました。
子供の頃宇宙に夢を持っているのを周りから無理だヤメロといわれて育ち 現在最先端の宇宙開発をしている方です。
日本人の書いた本も親子で読んでいます