0才後半頃から幼児クラブや教室など集団でなにかをする場所が苦手です。1才8ヶ月の息子、みんなの中に行くのを嫌がって、せっかくイベントに出向いたのにほぼ参加してないなんてこともざらでした。
このページには集団が苦手なタイプの息子が1才~5才までのことをまとめています。
集団が苦手な子
1才から毎日のように子育て支援センターに行っていたのもあり、集団の中で母子一緒に好きに遊ぶのは特に問題なくできていました。
しかし、ベビーイベントみたいなものに行くと、集団自体の雰囲気に楽しさを感じない様子かつなんだか落ち着かない様子。さらに[集団に合わせる行動]が苦手なようでした。
手遊び歌はわりと好きなんだけど、みんなで集まるよりも自分の好きなおもちゃで遊び続けていたいタイプ。
先日幼児教室の体験に行った時なんて、場所見知りプラス集団嫌いが合間って終始不安顔でママ~ママ~。
他の子におもちゃを取られては大泣き、お片付けの時間になるともうギャン泣きで教室が終わる頃にはもう手がつけられないくらいの泣きべそに…。
ニコニコ楽しそうにしてる子たちを横目に、息子がかわいそうで辛くなってしまいました。
2歳になったら幼児教室かプレスクールか習い事をさせてみようかなと思っていたけど無理そうな感じ。
どうしてうちの子だけ楽しくなさそうなんだろう?他の子となにか違う?
まだ1才だから集団行動なんて出来なくて当たり前だし、やらなくても全く構わない。
でも、こんなにいやがるのはなぜ?
こんな状態で、まだ先ではあるけど幼稚園は大丈夫かな?
と疑問が山ほど溢れでてきました。
1才半頃から言葉が増えないこともあり、色々と不安な気持ちに…。
ひとりで悩んでてもしょうがない、ということでまずは夫に相談。
子育て支援センターで軽く相談
その後いつも行ってる子育て支援センターで、保育士の先生とうちの親子だけになる機会があったので相談してみました。
息子と一緒に遊びながら先生が息子の様子をみながら話していくうちに、この子が幼児教室が苦手な理由と、どう見守っていけばいいかが見えてきました。
集団行動が苦手な原因、うちの子の場合
先生の見立てでは息子はおもちゃ等で自分で遊ぶ時かなりの集中力があるとのこと。それは長所なんだけれど、集団でなにかをする場面においてはそれが裏目に出ているのではないか。
というのは集中しているだけに、パッとやめて次に行くという切り替えが人一倍難しい。
あと、息子のしたいこと興味のあることが、幼児クラブ的な活動とは一致しないんですね。ここはもう人それぞれ好みがあるし個人差なのかなーと。
それに、周りの様子を見て興味を持つよりも自分の世界への興味が強い。
ネットであれこれ調べたところによると、これらは発達障害の子にもよく見られる特徴でもあるので、そこも密かに考えていたのですが、保育士の先生いわくそれとはちょっと違うように見える、とのことでした。(追記:後日何度か保健所の発達相談にも行っています。気になる方は地域福祉の発達診断も相談してみることをオススメします。優しく丁寧に対応してくださいました。)
後日追加記事:集団が苦手な理由その2
発達障害とは別の概念なのですが、このようなケースもあります。
是非お読みください。
今後の方針
1~2才の子の集団行動は苦手ならまだまだ無理にやらなくても大丈夫。無理に連れていってトラウマになるよりも、本人と親の負担にならない程度に、楽しめる程度にやるのが賢明。様子をみながら少しずつ気楽にチャレンジしてみればいい。子どもの長所のほうをよく見て見守っていくほうが親子にとって幸せ!
そんなに複雑な結論ではないけど、自分ひとりでは導き出せなかったので相談してほんとに良かったです。相談していなかったら「うちの子もみんなと同じようにしなきゃ!」と躍起になっていたかもしれない。
夫婦で話し合って決めたこと
・息子本人が楽しくなさそうなのに無理に幼児教室に通わせることはしない。
・社会との接点としては、息子がいやがらない程度の短時間のものや、気分の合うもの、楽しめるものを見つけて少しずつ慣らしていけたらいいな。
比べてしまう
同じくらいの子供がたくさんいる場所に行くとどうしても比べてしまい、心配になってしまうんですよね。
あの子はあれもできるのに、とか、あんなに楽しそうなのに、とか。
でも今回考えた中で気づいたのは、
他の子と比べるんじゃなく、
この子が昨日と今日でどう成長したか、先月と今月でどう変わったか、という、時系列でみるべき、ということ。
苦手なことをどうしよう、よりも、出来たことをすごい!って思う親心を持ち続けること。
そう考えると息子が日々成長してること、息子が生きることに一生懸命なことを思って胸が熱くなりました。
さいごに
というわけで集団行動が苦手な件は、1才の段階ではそんなに気にすることでもない!おおらかに構えよう!という結論なのでした。
ていうかね、よくよく考えると私も集団行動苦手な子だったんです!幼稚園や小学校そんなに好きじゃなかったなぁ。みんななにをそんな楽しそうに通ってんの?て思ってた。
でも成長するにつれ人と足並み揃えてやっていくのがさほど苦でなくなったし、社会人にもなれたから、息子もたぶん大丈夫。あれ、でも私みたいな変な人に育つのかな~それは困った。
追記:2才、3才、4才、5才のその後の成長
このページは1才の頃の日記です。
検索からこのページに訪れる方が多く、その後のことも気になると思うので追記しています。
2才のお誕生日の頃には、少人数の集まりや図書館の読み聞かせ会程度なら楽しめるようになってきました。
でも大きな集団や見知らぬ初めての場所、刺激の多い場所はまだ苦手でした。一時保育のような場所を利用しようと思っても、何時間でも泣くタイプで躊躇しました。
そんな中、3才のときHSCというものを知り、息子がなぜ集団が苦手だったのかの謎が解けていきました。
HSCとは「ひといちばい敏感な気質を持つ子供」のことです。集団がとても苦手だったこともあり「もしかして発達障害なのでは?」と悩んで相談にいき専門の先生にも見て頂きましたが「そうではなさそう」と言われ、でも腑に落ちずずっと考えていたのです。HSCというものを知って初めて「これは息子のことだ」と確信しました。(地域福祉の発達診断は行ってみることをオススメします)
こちらの記事を合わせて読んでいただけば、お子さんがHSCかどうか分かると思います。
HSCだとしてもそうではないにしても、
子供を5歳まで育ててみて、1年1年全く別人のような成長を遂げているので、悩みがあるときは「今のこの子の状態が1年変わらず続くわけじゃない」をいつも念頭におくようになりました。そうすると心がすっと軽くなります。
↑こちらの記事にHSCの特徴、判断チェックを記載しています。
集団が苦手だった息子、5才の今はこんな感じです。
息子とムスメの成長記録一覧はこちら
HSCの息子の記録は古い記事になります。
Twitter@ikuji_info
子ども服や賃貸インテリアの記事も書いています。
2017年生まれ女の子と2014年生まれ男の子、夫と4人暮らしのワンオペ転勤族30代ママ。
検索が趣味。子育て暮らし全般、インテリア、ベビー服、便利なベビー用品、幼児教育について探究する日々をキロクしています。
現在は東京在住。ブログ詳細はこちら。