幼稚園の願書配布の時期になりましたね。そわそわ~そわそわ~
検索から「幼稚園選び 失敗」などのキーワードでこのブログを訪れる方が増えてきました。
昨夜はなんと幼稚園選び関連で3件ご相談のメールが来たので、何か改めて書いてみようと思い立ました。
幼稚園選びを語る際、よく「のびのび」した園という言葉が使われます。
のびのび系とお勉強系に分類されているのもよく聞きます。
「のびのび」とは一体なんなのだ。
抽象的な表現ですよね。
人によって説明は少しずつ違うんではないでしょうか。
私が「のびのび」系の園と聞いて思い浮かぶイメージはこんな感じかな。
あなたはどんなイメージをお持ちですか?
・お受験園のような具体的到達目標を持たない
・お勉強はしないか少ない
・外遊びや自由時間が多い
のびのび系という評判を信じて失敗「のびのびギャップ」
そんなイメージで、数年前地域で「のびのびした良い園」と評判を聞いた園を選びましたが、
実際は「のびのびした良い園」という言葉には当てはまりませんでした。
失敗でした(ToT)
「のびのびギャップ」と名付けようw
確かに「お勉強」はありませんでした。
確かに「外遊びや自由時間」はありました。
が、子供の体験や自主性・自発性を大切にしているという姿勢はあまり感じられませんでした。
「この時間は全員外に出て遊ぶのです。私たちは安全面だけはしっかり見守ります」という感じ?
詳しくは省きますが
園での過ごし方に制限やルール、模範(こうやりなさいと示す)が多かったです。(細かい事まで)
人員的に手一杯で「管理指導」せざるをえなかったのかも。
また、
「のびのび園風」で外遊びが多いから選んだけど、実際は「放牧」「放置」に近いものがあった、安全面で不安があったというメールを読者さんから頂いたこともあります。
難しいですね。
ただ自由にさせるのがのびのびじゃないと思います。
文科省の幼稚園教育要領には
「幼稚園では幼児の自発的な活動としての遊びを十分に確保することが何よりも必要である。」と書いてありました。なるほど。
「のびのび」の主人公は子供。
「のびのび」って言葉、「幼稚園」が主語じゃないですよね。子供が主語。
そこにいる子供たちが安心して過ごし、
なんでもやってみよう!と思える園。
子どもらしく「のびのび」自発的に遊べる園。
その中で、集団の中で必要なルールも学び、周りと協調する姿も育っていく。
そういうのが「のびのび園」であってほしいなぁと思っています。
追記:
「本当ですね。自由とほったらかしは違うんですよね。自由には責任が伴うから、本当の意味でののびのびは、かなり高度ですよね。」とコメントを頂きました。まさにそうだと思います。名実ともにのびのびな園を見極める必要がありますね。
追記2:のびのび園に行かせているが集団行動のクオリティが低いかも、とのコメントもありました。確かに私も他園の行事等を見比べた時に、今通うのびのび園は集団行動のクオリティが低いとは感じました😅これは幼児の成長レベルが低いように見えるかもしれませんがそうではなく、集団行動に対する大人の要求水準が低いだけだと思います。個人的には、そのままの様子で大人になるわけがないので幼児の今はこのくらいで適切と思っています。が、家庭方針によっては合う合わないの見極めが必要な部分かもしれません。
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