2020年から小学校でプログラミング教育が必修化ですね。
時代は変わるねェ~・・・
週末に家族でぶらぶらしてたらプログラミング学習の体験をやっていて、
通りすがりの我が家もやってみました。
4才児がプログラミングを体験した話
最初に見せられたのはまさにゲームの画面でした。
4才5ヶ月のくま吉、キャラクターを動かすゲームは初めてで扱いに苦戦してました。
プログラミング学習教室ってゲームするもんなの???
と一瞬思ったときに現れた先生、
「猫がもっと高くジャンプできたらうまく行くと思わない??出来るようにしてみようか」と促す。
タブをちょっと切り替えて、くま吉に数値を何にしたいか尋ね、
大きい数字に変えると猫がたかーくジャンプ。
喜ぶくま吉。
MITが開発したScratchという子供向けゲームプログラミングツールを使っていました。
(無料でも使えるっぽい)
くま吉にはゲームやプログラミングはまだ早い様子だったけど、
実際に体験教室で先生の話を聞いてみて、
プログラミング教育に対するイメージが180度変わった。
プログラミングって案外「工作」に近い物を感じました。
「自分でコンピューターに変化を加えられるおもしろさや
自分の頭を使って作る喜びを知る。」
ことから始める学習アプローチ、いいなと思いました。
試行錯誤を通して「解を進化させる」という学びもある。
あーでもないこーでもないやってるうちに最初自分が思い描いた以上の物が出来上がったりね。
小学校でプログラミング必修化といっても、
別にいきなりコーディングとかを教えるってわけじゃないみたい。
文部科学省によるとプログラミング教育は
「子供たちにコンピュータに意図した処理を行うように指示することができるということを体験させながら『プログラミング的思考』などを育成するものとされています。
『「プログラミング的思考」とは、自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力』 だそうです。
引用>>プログラミング的思考とはなにか? ーZ会
約2年前東京に住み始めてから、プログラミング教室をよくみかけるようになりました。
幼稚園生や小学校低学年から?そんな早くからパソコン??もっと体を動かす習い事のほうが~~とか目が悪くなりそう~とかわざわざパソコンさせなくても~~って単純に思ったんだけど・・・
もうこれからの子供たちにはゲームやパソコンと隔絶することを求めるよりも
どううまく付き合うかや、どうおもしろく使いこなすかを教えるのも1つだ、という考えに私は変わってきました。論理的思考も、情報が散乱してる世の中を生きる上で必要なスキルだし。
子供にゲームをやらせなさい
以前この本を読みました。
マイクロソフト日本法人元社長で、日本屈指のイノベーターの著者成毛さんは
「こどもにはどんどんゲームをやらせなさい。」
と言ってます。
以下引用
「興味の対象が見つけにくいのだったら、ゲームをやらせればいい。ゲームだったら熱中する子は多い。
ゲームなんてとんでもない。ゲーム中毒になるくらいならガリ勉のほうが大学に行ける確率が高いからまだマシだ。あなたがそう考えているとしたら、相当頭が古い。ゲームに対する認識が昭和期のファミコンで止まっていると言っていい。現代のゲームを攻略するには、自分でいろいろな工夫をする必要がある。親が思っているより、はるかにクリエイティブな作業と言える。」
引用:成毛眞『AI時代の子育て戦略』(SB信書),2018, 990P
だそうです。ほっほう。。。
最近のゲームってそんなにおもしろいの??
先日兄の家で甥っ子姪っ子たちと人気のゲームしたけど、
さしておもしろい、頭使う~と思わなかったぞ・・・?ゲームによりけり?
私自身は年の離れた兄が2人いた影響で、兄たちが買った最新のゲーム機が家にズラリとそろってました。
小学生から中学くらいまでゲームしてました。戦闘系、RPG、スポーツ系など。
あれが良かったのか悪かったのかはよくわからないw
兄弟でプレイするのは楽しかったな。
「子供にゲームをやらせなさい」は賛否両論別れるところ。
今のところ、わざわざゲーム機を与えてやらせようとはあんまり思わないかな~。
成毛さんは「ゲームを作らせなさい」とは言ってなかったと思うけど
ゲームをプレイすることにハマるなら
ゲームを作る楽しさを知ってゲームを自分で”作って遊ぶ”ほうが
より有意義で、ワクワクで、脳の論理的思考を育てることにもなりそう。
いつだったか、プログラミングコンテストで入賞した小学生のお母さんが
テレビインタビューで答えてたんですよ。
「ゲームばっかりするなら、作ることにはまるほうがいいと思って始めたんです。」と。
その時の言葉がずっと頭に残っていて、
件の本もなんとなく興味を持って読み、
実際プログラミングを少し体験させてみて、
なるほどな~~~ こういう事か~~ と思った週末でした。
お読みいただきありがとうございました。
*子どものプログラミング教育、STEM教育についてはまだまだ勉強し始めたばかりなので、ここに私が書いたことに間違いがあったり、こんな考え方もあるよ~等ありましたらお問い合わせやTwitterから教えて頂けると助かります。**
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