(昨年書いておいた記事です)
たいていのお子さんはわざわざクラシックを好まないと思うのですが、このCDはちょっと”特異”なので紹介したくなりました。
Amazonプライム会員特典で追加課金不要の音源です。
子供向けのクラシックオーケストラCD(おはなし導入あり)
子供は退屈するかと思いきや…
ひょうきんな声の落語家さん(古今亭志ん輔)が解説してくれるのでものすごく楽しいんです。
「君は~
動物は好き??
動物かわいいですよね~」
なんて語り掛けからスタートするCDです。
子供向けのクラシックコンサートにはたいてい司会者がいてクラシック音楽の世界にいざなってくれるわけですが、それを古今亭志ん輔さんがやっているわけです。
落語家ってほんと天才ですね。
声のトーンからしてもう子供が耳を貸す貸す。
クラシックなんて興味持つわけがないって方も是非一度耳にして欲しい。
サン=サーンスのどうぶつたちのカーニヴァル
サンサーンスの「動物の謝肉祭」
動物を楽器や演奏で表現している作品です。
落語家さんによる1曲目の解説と「ライオンの行進」だけでも聴いてみて〜。ライオンらしさが出てます!子供の反応、とても良かったです。勇ましい曲だけでなく、「水族館」も幻想的で美しいまさに水族館のイメージが浮かぶ曲です。さらに、「白鳥」はみな聴いたことがある曲です。
1曲1曲が短めで、その合間におもしろく曲の紹介をしてくれるので飽きずに聴けると思います。
プロコフィエフのピーターと狼
こちらはもう少し長めの朗読が聞けるお子さん向け。
物語の登場人物(ピーターや動物)を楽器で表現するのですが、古今亭志ん輔さんが初めにそれを解説してくれます。
「あるところに、ピーターという少年がおじいさんと一緒に住んでいました…」と始まり、物語の合間合間にオーケストラミュージックが入ります。音楽を聴きながら物語の映像を頭で想像するといった感じでしょうか。
これらのアルバムは、
完全オリジナルアイデアの作品というわけではなく、
昔から子供向けのクラシック入門として親しまれているもので(参考リンク)、フランス語、イタリア語、英語など複数言語で同じようなCDが楽しめます。
【動物の謝肉祭:英語版】↓オーストラリアのEテレ的なWigglesからも出ています。これは音楽の上から解説が入る版。(Amazon Unlimited or YouTube musicで聞けます)
これらに加え、ブリテンの『青少年のための管弦楽入門』という、もっと上の年齢向けのCDもあります。まだうちの子供たちには聞かせていませんが、音楽の習い事をしているお子さんや小学生で音楽に興味のある子だと合うかもしれません。こちらも元は外国語で出ているようです。
子供の頃連れて行ってもらった歌や楽器の親子コンサートが大好きで心から感激した事をいまだによく覚えているので、子供たちを出来る限り生音楽・生うたのコンサートに連れて行きたいと思っています。今はコロナでなかなか厳しくなっていますね(泣)しばらくはCDで我慢です。
関係ないけどパッケージ買いした紅茶↑ねこちゃんが可愛いすぎて開けたくない☕