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言葉遅めの2才児におすすめの絵本

>>言葉の爆発期到来。その前兆と2語文の始まり。
>>言葉遅めの2才児にオススメの言葉遊びカード

からの続きです。
私的見解ですが、2才くらいまでは絵本はファンタジックなものより日常の暮らしに沿ったものが子どもの興味を引き付ける&言葉の発達に役立つと思ってます。
日常での体験 → 絵本でさらに興味や知識が深まる の繰り返しが子どもにとって楽しいことでありうまく覚えていく方法なんじゃないかと。

暮らしの言葉がよく出てくる絵本

今一番はまっている絵本がこの「スモールさんはおとうさん」(ロイス・レンスキー著)です。
1971年初版のアメリカの絵本なんですが、日々のなにげない生活の描写が多くて良いです。図書館で見つけて気に入り、中古で購入しました。

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朝起きたらお父さんがヒゲを剃るのを見るのが大好きな子供たちのシーン、お父さんが仕事に出かけるのを見送るシーン。よくありますよね。お母さんは家の掃除をしたりお料理をしたりお皿を洗ったりして子供たちはお手伝い、お父さんが帰ってくると子供たちは走って寄って行く、みんなで夕食、土曜はみんなでスーパーに買い物へ、お父さんがたまに洗濯を手伝ったり日曜は料理を作ったり…など、専業主婦家庭のおうちにとってはよくある日常の描写ばかりだと思います。古い絵本なのでこうですが、近年のアメリカ絵本だったら共働き家庭の日常描写絵本がありそう。とにかく、こんなに次々と日常描写がある絵本ってあまり出会った事ないなぁ。

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畑仕事の場面、日曜に教会に行くシーンを除くとまるでうちを見てるようで、息子も、登場人物のポリーくんのことを「これ、○○くん!(自分)」と言っています。そして絵が素朴、レトロでかわいらしい。

日常でよく耳にする単語や動詞を改めて絵本で見聞きすることで、言葉が頭に定着しやすいんじゃないかな~と思います。実際、私が皿を洗ってる横に来て「さら、あらう?」と言ったりポリー君がフォークとナイフを準備する絵を見て以来、夕飯時にフォークを取ってこようとします。絵本、グッジョブ!

今はまだ日常に近い絵本を読んでいますが、3~4才からはファンタジー要素に惹かれるようになると思うのでその頃には日常とは違う世界の絵本を読んでいくのが楽しみです。その頃になると言葉の語彙もぐっと増えて、親子でいろんな絵本を楽しめるようになるんだろうな~!!

タイトル、「言葉遅めの子におすすめ」ってしましたが、、、本来なら言葉が早かった子のお母さんが「うちはこうして言葉が早くでたんですよ!」って胸張ってすすめるもんなのかもしれない。私が偉そうに勧めていいんだろうかって気持ちもなくはないですが、遅いほうだからこそ、絵本やカードや試行錯誤をしてきたので、、、ちょっとでもどなたかの参考になれば幸いです。

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