出産レポート:正気を失う陣痛

産院の陣痛室に夫と入室。
陣痛を早めるために廊下を歩き回り、だいぶ痛みがでてきて、いよいよという感じに。

このときはまだ陣痛のあいまあいまに起きて飲み物飲んだり話がまともにできてた。夕方六時頃の話。

時々助産婦さんが様子をみにくる。

お風呂で体をあたためるとさらに陣痛が進むということで、アロマバスに入ることに。

アロマバス入浴前に体を洗っていたら、血の塊がでてきた( ; ゜Д゜)
おろおろしつつしばし湯船につかって、15分ほどで出た。
助産婦さんに血の塊のことを伝えたけど大丈夫みたい。おしるしの延長というか、卵膜?が剥がれつつあるからのようなことを言われた。

風呂であたたまってさらに陣痛は進んでいる模様。
夫は親兄弟に状況を電話やメールで伝える、というか根掘り葉掘り状況を聞かれていた。

七時頃から痛みがかなりきつくなってきて、内診してもらったけどまだ子宮口のひらきは3-4cm。この痛みでまだその程度なのーと思う。
だんだんとお尻付近にも苦しさを感じるようになり、なんだか落ち着かなくて足で踏ん張りたくなってきた。まだ分娩台に乗ってなくてただの広いマットのようなものの上に乗っていたので寝た状態だと足を踏ん張るものがない。助産婦さんが私の太ももに足を乗せて踏ん張っていいよというのでそうしていたけど、だんだん苦しさがきつくなるにつれ助産婦さんの太ももだか腹だか胸だか蹴りたくるようになり(^-^; 『そこは蹴っちゃだめ!』と本気で怒られた。

陣痛の間隔は4分だったり2分だったりバラバラ。私のばあい、定期的にくることはほとんどなかった。
間隔が長くあけばあくほど次の陣痛波の痛みが強かった。そして、陣痛がやすみのときでも苦しくてやってられなくなってきた。それにお尻のほうはなんだかなにか出そうな気分。オナラならまだしも…
お産で脱糞する人もいるらしいし心配になる。
『なんかでそう~。』と言うと、『大丈夫大丈夫。出ても大丈夫よ』と助産婦さんに言われるも、夫の前で脱糞したくないし!!

そうこう苦しんでいるうちに下から生暖かい液体がたくさん流れてきた。
『破水したよー』と言われる。
へーこれが破水か。早くこの苦しみを逃れたいからさっさと破水でもなんでもして終わりたい~と冷静に考える。刻一刻と増してくる苦しさ。

夫は私の顔の横に座り手を握って応援している。『そうそう、じょうずじょうず』と呼吸を誉められる。あんたになにがわかるんだ?と思いつつ頼もしくもある。
そのうちあまりに苦しくて自分が保っていられなくなってきた。気持ちも悪くなってきて夫の腕にドブァッと嘔吐。。。大丈夫大丈夫といわれるも、なんだかもうこんなめちゃくちゃな姿見せたくない!という思いが強くなってきた。
というか夫に立ち会いはしてもらわないつもりで病院側にも夫本人にも伝えてたのになんでこの人まだここにいるの?となぜか怒りがこみあげてきた。このあたりから正気じゃないような本能むき出しのような自分になる。
そして夫に『なんでまだいるの?立ち会いなしって言ったじゃん。早く出ていってよ』と。。。正気なら絶対言わないようなことを言ってた。助産婦さんたちにもこの辺からタメグチになって、『そこ押さえて!早く早く!もっとさすって~』とか『どこいくの?いかないでよ』とか親子か?的口調に。。はずかし…

もういてもたってもいられない痛みにもだえて、自分のことで精一杯で人を気遣う余裕ゼロ。
苦しすぎる。やばい。早く産み終わりたい。だからずっと繰り返し繰り返し助産婦さんに『あとどのくらいかかるの?』と聞いていた。たぶん3分おきくらいに…
返事は毎回『まだわからないけど順調に進んでるから大丈夫、その調子よ』みたいなことで、あと何時間とは言われない。(当たり前か)

隣の部屋が分娩室で、そろそろそっちにうつる段階だったけど、なんと分娩室が満室。
仕方なく陣痛室で産むことに。

つづく

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コメント

  1. 枚方あき より:

    分娩場面のドキュメンタリーを見ているような感覚で読ませていただきました。
    妻の分娩には立ち会いたいと思っていますが、相応の覚悟が必要だと痛感しました。

    • にゃーご より:

      うちは事前の打ち合わせが足りなかったかもしれません。その場になってみないとどうなるかわからないのもありますけどねー。奥さんめちゃくちゃになっても引かないでくださいね(*´∀`)