3才9ヶ月成長記録と敏感気質について

くま吉3才9か月の成長記録です。

前回書いたのが3才7か月でした。

3才7ヶ月成長記録:幼稚園入園に向け育ち盛り。
こんばんは。ママにゃーごです。 3才7ヶ月のクマ吉と生後9ヶ月のまる子を育てています。 クマ吉3才7ヶ月の記録です。...

3才9ヶ月のくま吉は、7か月の頃とさして変わりないような。

気分によるけど靴下を自分ではくことが増えてきたくらいかな?

くま吉、1度試してみてちょっとでも出来ないと、しばらくトライさえしなくなるんですよね。失敗を必要以上に恐れるタイプ。なので「したいときにできるようになればいい」と思っていろいろ押し付けずに育てています。

実家の母と家をかいた絵

今日はくま吉の気質について話そうと思います。

赤ちゃんの頃からよく泣く子で、他の子と比べると扱いにくいところがあったり、集団が超苦手な時期、引きこもりたがる時期、引っ越しの環境変化でふさぎ込んだ時期がありました。

どうしてこの子はそうなんだろう?と悩んで、発達障害の相談にいったこともあります。先生によって答えは違っていたけど、だいたいはグレーか、問題なし。

私の育て方が悪いんだと悩んだこともありました。家族から「この子が敏感すぎるのは母親がそういう風に育てたから」「もっとたくましく育てないとだめだ」と言われたことでよく落ち込みました。

そして、育てにくさの一方で漠然とこの子のスペシャル感も感じていました。良い意味のスペシャル感です。

数か月前にそういう一連の思いの謎が解けました。

くま吉のような子供の分類が15年以上前からの研究としてあったんです!発達障害や病気ではない、気質の概念です。

心理カウンセラーkokokakuの、こころ育てブログというサイトで見つけたHSC(Highly Sensitive Child:敏感すぎる子)の概念が、まさにくま吉でした。

kokokakuさんに許可を頂いて一部転載させていただきます。

【HSCについて】

繊細さや感受性の豊かさ鋭さ、敏感さを生まれ持つ気質の子のことを、HSC(Highly Sensitive Child)=敏感すぎる子と言います。

HSCは一般に、集団に合わせることよりも、自分のペースで思索・行動することを好みます。

これはその子の独自性が阻まれることを嫌がるほどの「強い個性」とも捉えられるのです。

5人に1人は、HSCに該当すると言われ、HSC自体は病気や障がいではなく、とても敏感で感受性が強く、かつ繊細さを持った生得的な気質なのです。

(*HSCはアメリカのエイレン・N・アーロン博士が提唱した概念です)
HSC・HSP(Highly Sensitive Person)の特徴

①すぐにびっくりするなど、刺激に対して敏感である。細かいことに気がつく。些細な刺激や情報でも感知して深く処理する。

②過剰に刺激を受けやすく、それに圧倒されると、ふだんの力を発揮することができなかったり、人より早く疲労を感じてしまったりする。人の集まる場所や騒がしいところが苦手である。誰かの大声や、誰かが怒鳴る声を耳にしたり、誰かが叱られているシーンを目にしたりするだけでつらい。

目の前の状況をじっくりと観察し、情報を過去の記憶と照らし合わせて安全かどうか確認するなど、情報を徹底的に処理してから行動する。そのため、行動するのに時間がかかったり、新しいことや初対面の人と接することをあまり好まず、慣れた環境や状況が変わることを嫌がる傾向にある。急に予定が変わったときや突発的な出来事に対して混乱してしまいやすい。

人の気持ちに寄り添い深く思いやる力や、人の気持ちを読み取る力など『共感する能力』に秀でている。細かな配慮ができる。

⑤自分と他人との間を隔てる「境界」がとても薄く、他人の影響を受けやすい。他人のネガティブな気持ちや感情を受けやすい。

直感力に優れている。漂っている空気や気配・雰囲気などで、素早くその意味や苦手な空間・人などを感じ取る。先のことまでわかってしまうことがある。物事の本質を見抜く力がある。物事を深く考える傾向にある。思慮深い。モラルや秩序を重視する。正義感が強い。不公平なことや、強要されることを嫌う。

内面の世界に意識が向いていて、豊かなイマジネーションを持つ。想像性・芸術性に優れている。クリエイティブ(創造的)な仕事に向いている。

⑧静かに遊ぶことを好む。集団より一人や少人数を好む。1対1や少人数で話をするほうがラク。大人数の前や中では、力が発揮されにくい。自分のペースで思索・行動することを好む。自分のペースでできた方がうまくいく。観察されたり、評価されたり、急かされたり、競争させられたりすることを嫌う傾向にある。

⑨自己肯定感が育ちにくい。外向性を重要視する学校や社会の中で、敏感な気質ゆえに求められることを苦手に感じることが多く、人と比較したり、うまく行かなかったりした場合に自信を失いやすい。

⑩自分の気質に合わないことに対して、ストレス反応(様々な形での行動や症状としての反応…HSCの場合「落着きがなくなる」「泣きやすい」「言葉遣いや態度が乱暴になる」「すぐにカッとなる」、「発熱」「頭痛」「吐き気」「腹痛」「じんましん」など)が出やすい。感受性が強すぎ、繊細すぎるために、学校や職場での環境や人間関係から強いストレスを感じてしまい、不適応を起こしやすい。人の些細な言葉や態度に傷つきやすく、小さな出来事でもトラウマとなりやすい

くま吉が特に該当する部分に黄色い線を引いたらほとんど黄色になりました。

本当に多く該当していて、夫にこの文章を読ませたら、普段はこういった文章にまったく興味がない人が1時間近くkokokakuさんのサイトを読み続けていました。そのくらいドンピシャだったのです。

あくまでも気質であって、なにか治療が必要とかそういったものではないんですが、親が理解することで子供本人が生きやすく、親も気楽に育てていけそうです。困ったことがあるときも、気質をよく知ることで対処がしやすいのではと思います。このような情報、知識を掲載してくださったカウンセラーのkokokakuさん(HSCのお子さんをお持ちです)に感謝しています。

現時点でくま吉に関して気になることは、②④⑤にあるような「共感力」が高い部分。お友達が泣いていたら慰めたり優しくて良い面ですが、他人が怒られてるのに自分のことのように落ち込む、絵本やテレビでのちょっとしたアクションシーン、喧嘩シーンに動揺するなどは本人がつらそうで、なんとかしてあげたいなと感じます。

それと、時々困っているのは③の慎重さ。「目の前の状況をじっくりと観察し、情報を過去の記憶と照らし合わせて安全かどうか確認するなど、情報を徹底的に処理してから行動する。」なんて3才児がするの想像できますか?するんですよ…。これがあるので新しい場所に出向く前には必ず安心材料を提供します。それでもしぶられることも多々。お外に出てしまえば割と楽しめるんですが、でかけるまでの足が重い3才です。基本おうちから出たがりません。

0~2才の頃はもっともっと繊細、敏感で、子育てで悩むことが人より多かったですが、3才の今は、この気質の良い面、苦労する面が半々というかバランスが取れてきたというか、「こういう気質で大変なときもあるけど良い面を伸ばしたらすごい人になっちゃうかも!」と思えるようになりました。するどい観察眼や集中力、想像力や芸術性、不思議な感性など、良い面で驚かされることが多いのです。

先日Twitterで、くま吉が集団苦手だった頃の様子とそっくりで相談したいという方がいらっしゃいました。
(集団が苦手=HSCではないですが)他にも敏感なお子さんを持って悩んでいる方の情報になればと思いますので、引き続きHSC(敏感すぎる子)関連の書籍や情報を時々UPします。

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現在4才の息子くま吉は赤ちゃんの頃から3才頃までいわゆる「育てにくい子」でした。 他の子と比べると、冷静に見てもどうも違...

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